放置すると面倒な事に?中耳炎の症状や治療を解説

放置すると面倒な事に?中耳炎の症状や治療を解説

一般的な中耳炎のイメージとしては、子供がプールに入った後耳に入った水を放置し感染してしまう・・・そんなものです。

 

多くは適当な診療所に行き、処方箋をしてもらうか経過観察で終わる方が大半なこの病気・・・実は放置して悪化した場合に面倒な事になるのです。

 

中耳炎の基本的な知識を知り、有事の際の対処に役立てて行きましょう。

 

中耳炎の原因

 

中耳とは、鼓膜からその内部である耳小骨までを指します。そこに耳管という器官があるのですが、そこからウイルスや細菌が侵入する事により炎症を起こし、中耳炎を発症します。

 

冒頭でも記述しましたが、プール内による感染や風邪の際に鼻腔に残存する雑菌により発症する事が多いようです。特に子供(特に乳児)は各器官が未発達の為炎症を起こしやすく、罹患率が高い原因となっています。

 

さらに、よく鼻をすする方は要注意です。鼻をすするという事は中耳内の圧が下がり、ウイルスや細菌を吸い込む事に繋がるので、感染率が飛躍的に上昇するのです。

 

症状や治療法

 

中耳炎は大きく3つに分けられます。

 

急性中耳炎

 

ひとつ目は「急性中耳炎」で、一般的に中耳炎と言う場合はこれを指します。耳の痛みが強く、「よくある」中耳炎の症状となります。

 

治療は主に抗生物質の服用で、副腎皮質ホルモンを耳点投与する事もあります。

 

慢性中耳炎(反復性中耳炎)

 

ふたつ目は「慢性中耳炎(反復性中耳炎)」です。急性中耳炎の症状が慢性化したものとなります。耳だれが多く発生し、鼓膜穿孔を引き起こし難聴を呈する時もあります。

 

治療は「その都度」急性中耳炎の治療を行います。

 

滲出性中耳炎

 

みっつ目は「滲出性中耳炎」です。中耳内に水が溜まり、難聴や耳の閉塞感が現れます。

 

中耳炎の症状を、言葉に出来ない乳児が罹患する傾向にあります。

 

乳児であれば成長と共に自然治癒していくパターンが多いのですが、そうでない場合は慢性化したり悪化する可能性がある面倒なものです。

 

治療は鼓膜切開等による、滲出液の排出を促すのがメインとなります。

 

絶対にやってはいけない事

 

中耳炎罹患中の禁忌は、「感染させる恐れのある場所へ赴かない」のと「鼻を強くかんだりすすったりしない」に尽きます。

 

前者は、周囲への感染防止となります。中耳炎の場合、何かしらのウイルスや細菌に感染しており、決まってそのウイルスや細菌は感染力が強いので、自ら感染させる恐れのある場所へ赴くのはとんだ迷惑行為となります。

 

後者は中耳炎の予防や悪化防止となります。耳と鼻が繋がっている事を認識し、ウイルスや細菌を如何に中耳に侵入させないようにするかが求められるのです。

 

これらを遵守し医療機関で適切な処置をすれば、慢性化を防ぎその後の予防にもなります。少しでも中耳炎と思われる症状が現れたら、すぐさま精査を受ける心構えで居て下さい。

 

まとめ

 

中耳炎は、如何に「完璧に治す」かが問われます。忙しいこの世の中、病院へ通うのが面倒でついつい放置しがちですが、それが結果的に「余計に病院に通う」羽目となる事を理解しましょう。


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