放置すれば腰痛だけでは済まない?脊柱管狭窄症の原因と治療法について

放置すれば腰痛だけでは済まない?脊柱管狭窄症の原因と治療法について

相変わらずの腰の痛み・・・持病と割り切って、だましだまし付き合うしかないと諦めモードの方も少なからずおられる事でしょう。

 

ですがその腰痛、放っておくと「腰の痛み」だけで済まされなくなる可能性があります。

 

今回は、結果的に腰の痛みだけでは済まない「脊柱管狭窄症」についてお伝えします。

 

脊柱管狭窄症とは?

 

まず脊柱管とは何なのかという部分ですが、これは背骨を周囲に纏う管の形をした直線状の空間です。

 

この中には神経が収納されており、人が動作をする為の大切な役割を持っています。

 

では脊柱管狭窄症とは何なのかですが、何かしらの原因で脊柱管が狭くなる事でこの中に走っている脊髄等が圧迫され、神経障害となり痛みや痺れなどを引き起こす疾患です。

 

多くは外傷や年齢により脊柱管に異常が現れる後天的なものが多いのですが、生まれつき脊柱管が狭い先天性のものもあります。

 

高齢者に罹患者が集中していますが、原因により若年層でも発症する可能性は十分にあります。

 

原因や症状

 

先天的な場合の原因としては、遺伝の関係が強いと言われています。生まれつき脊柱管が狭い為に、常に発症のリスクを抱えています。

 

後天的な場合の原因としては、過去の重労働や長時間の運転等による腰の酷使があり、この場合は徐々に症状が進行していくのが特徴的です。

 

交通事故等での外傷によるものも大きく、後遺症として脊柱管狭窄症を抱えてしまうケースもあり、速やかな完治が望まれます。

 

症状は「初期は」腰の痛みとなるのですが、進行すると「腰の違和感」「腰の張り」「足の痺れ」「足の痛み」「歩きにくくなる」「つまづきやすくなる」「力が入らない」など、多くの症状が現れます。

 

さらに進行すると「排尿障害」「陰部の灼熱感」等も現れ、明らかな異常として認識出来ます。

 

ここまで進行すると逆に腰の痛みは無くなり、それがかえって改善に向かっていると勘違いしてしまう要素となっています。

 

治療や改善方法

 

痛みがひどい場合が多いので、鎮痛剤を用いつつ筋弛緩薬を使用する方法が採られます。

 

重症の場合は外科的処置も視野に入り、その際は圧迫されている脊髄等を解放する手術が行われます。

 

改善方法に関しては、脊柱管狭窄症が重症である場合は個人で改善出来るものではありません。

 

軽症の場合に限り、今以上の腰の負担を止める、同じ姿勢を取らないなど、腰への負担を軽くする事で幾ばくか症状は軽減されます。

 

ですが、脊柱管が狭くなるという物理的な疾患ですので、多くは医療機関で処置を行わなければ症状が悪化する事を覚えておきましょう。

 

上記の症状軽減の為の行動は、あくまで「現状維持」でしかありませんから。

 

まとめ

 

実のところかなり面倒な疾患です。脊髄付近という、極めてデリケートな部分だけに、治療も慎重にならざるを得ません。

 

まだ症状が現れていない方全ての方に言えますが、この脊柱管狭窄症を意識し、日常から腰に優しくしてあげる方こそが、この「面倒な疾患」を無縁なものに出来るのです。


関連ページ

急に腰が痛くなった、ぎっくり腰の緊急対策とこれからの話
急に腰が痛くなった、ぎっくり腰の緊急対策とこれからの話
ぎっくり腰に腰痛ベルトは効果あり?
ぎっくり腰に腰痛ベルトは効果あり?
「足の痛み」「足の痺れ」それは坐骨神経痛かも
「足の痛み」「足の痺れ」それは坐骨神経痛かも
「いつもの事」で終わらせない!慢性腰痛と向き合う
「いつもの事」で終わらせない!慢性腰痛と向き合う
デスクワークは姿勢に注意!そこから始まる体の歪み
デスクワークは姿勢に注意!そこから始まる体の歪み
若いあなたの腰痛の原因?椎間板ヘルニアの概要について
若いあなたの腰痛の原因?椎間板ヘルニアの概要について
激しいスポーツに注意!腰椎分離症及び分離すべり症の概要について
激しいスポーツに注意!腰椎分離症及び分離すべり症の概要について
腰痛になりやすい方の特徴
腰痛になりやすい方の特徴

トップページ サイトマップ