糖尿病は「気になった時」が検査の時期

糖尿病は「気になった時」が検査の時期

この現代、生活習慣病における代表的な疾患を挙げろと言われれば、真っ先にその名が挙がる糖尿病・・・我が国では、「疑い」の方を含めれば2,000万人にも及ぶとも言われています。

 

それだけ罹患者数が存在するこの病気、自分も人事では無い事が容易に理解出来ると思います。それに伴い、糖尿病という言葉が胸に引っ掛かってしまう方も少なくはありません。

 

そのような方こそ、検査を受ける時期がやってきたのだと認識しましょう。何をどのように検査し、何がどうなれば危険なのか・・・今回はその基礎知識を学びましょう。

 

糖尿病の基礎知識

 

糖尿病を「検査する」という事

 

糖尿病は基本、「糖尿病を発見する目的で」検査しなければ発見されません。糖尿病は血液の病気であり、その為に専門機関で専門的な検査をしなければ糖尿病と確定する事が出来ないのです。

 

血液検査で「ついでに」ある程度の精度を持った検査方式で検査が出来ますが、それでも確定とはならず「再検査」となるのが基本です。

 

糖尿病が発見された方の多くは、このような過程を経て診断される事がほとんどなのです。

 

よって、糖尿病が気になる・・・と思われた方は、「その為の」検査を専門機関に赴いて行う必要があります。

 

具体的な検査内容

 

「糖尿病を確定する」という意味での検査内容は、「ブドウ糖負荷試験」という検査のみで行われます。

 

これが何かと言うと、75gのブドウ糖(液体)を服用した30分後、1時間後、2時間後の血糖値を測定するというものです。

 

検査前日の晩は消化の良い食事を軽く済まし、当日の朝は食事を抜き「空腹時血糖値」を測定します(この時点で126mg/dl以上であれば糖尿病)。

 

その後、ブドウ糖を服用し前述した時間の血糖値を測定するのです。

 

この検査において、2時間後の血糖値が200mg/dlを超えていれば糖尿病と診断される事になります。そして、30分後と1時間後の血糖値で、インスリンが機能しているかの判断も行われます。

 

糖尿病と診断されたら

 

あなたがブドウ糖負荷試験において糖尿病と診断された場合、あなたの今の状態にもよりますが、その他の症状が特に現れていないのであれば生活習慣の改善を指導される事になります。

 

食事、運動、習慣の改善や指導を別室で行い、その後検査を受けた病院若しくは付近の診療所へ定期的に検査に赴く事になるでしょう。

 

血糖値が上手くコントロールなされているのであれば、検査の期間も少しずつ空くようになり、最終的に年に1、2回で経過観察となります。

 

糖尿病は、コントロールさえ出来れば健常人と何ら変わりはないのです。

 

その他の参考要素

 

糖尿病を「確定」する検査はブドウ糖負荷試験のみですが、その他の参考要素も存在します。代表的なのは「hba1c」です。

 

これは、過去3ヶ月程度の血糖値の推移を測定するものです。健常人であれば5%前後ですが、6.5%以上で糖尿病患者と診断されます。

 

もうひとつは「尿糖」です。あまりに血糖値が上がり過ぎると、血液からオーバーフローした糖が尿に流れ出てしまうのです。

 

こうなると、尿にも糖が降りる事になり尿糖となるのです。ただし、尿糖が出るまで血糖値が上がる事が少ない為、あくまで参考程度にしかなりません。

 

まとめ

 

如何でした?簡単ではありますが、糖尿病検査の基礎知識など実のところこの程度なのです。血糖値さえ抑えてしまえば、これまでのような生活を送る事も十分に可能で、そこに健常人との差はありません。

 

「糖尿病は一生治らない」と、ただただ悲観し見て見ぬフリをするようなものではありません。気になったら、軽い気持ちで検査を受ける気概が必要です。


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