あなたは何故いつも眠いのか?その原因を探る!
寝不足で眠い・・・当たり前です。人間、睡眠不足となれば誰でも睡魔に襲われます。
ですが、しっかり眠っているのに、睡眠時間が適切であるのに、常時眠気を感じてしまう・・・そのような場合、一体その体に何が起こっているのでしょうか?
その眠気の原因を暴き、快適な毎日を過ごす為の知識を今回はお伝えします。
精神的な要因
普段通りに適切な時間に睡眠を取っているにも関わらず、いつまでも眠気が取れない場合の原因の一つとして、精神的なものが考えられます。
「過眠症」という言葉を聞いた事はありますか?
一つの睡眠障害で、昼間の過剰な眠気を誘います。うつ病患者等の精神疾患を患う方の「一般的な症状」の一つであり、過眠症単体ではなくその他の精神疾患と併発する事が多いものです。
そして、単に「眠気」だけの症状に止まらず、イライラ、不安感、幻覚などの症状も現れる事があります。
このように、日常生活にまで支障が及んだ場合は治療が必要となるので、足踏みせず心療内科に受診する事をお勧めします。
なお、うつ病であっても非定型であったり、ストレスでも眠気は引き起こされますので参考にして下さい。
ナルコプレシー
「強い眠気」と言えばこの病気です。別名「居眠り病」とも呼ばれ、決して世間での扱いは良くないものです。ですが歴とした病気であり、「脳疾患」にカテゴリされています。
その眠気と言えば意識消失に見間違えられる程であり、まず当人はその眠気に耐える事は出来ません。その為、大事な会議で居眠りをしていたり、大事な講義でスヤスヤと眠ってしまう状況が見られるのです。
ですが現在、昼間の眠気をコントロール出来る薬剤が開発され、ナルコプレシー患者に大いに役立っています。
ただし、その治療の全ては対症療法であり未だ根本治療を成すに至っていません。よって、医師との綿密な相談を行った上で、当面は服薬で様子を見る事になります。
勿論、日常の睡眠をしっかり取り生活習慣を正す事が前提です。
疲労や寝不足等の生活習慣
昼間の眠気を伴う病気は数々あります。ですが、その圧倒的多数は単に「疲労」や「寝不足」である事がほとんどなのが実状です。
疲れれば眠くなる、寝不足であると眠くなる・・・そんな事は当たり前ですので、この記事を読み終わったらすぐに就寝する事を「強く」お勧めします。
ただ疲れてるから、ただ寝不足なだけだからと放置すると、その単純な原因が大きな病を呼び寄せる事になるかもしれません。
何故なら、睡眠はヒトが生きる為のバランスを保つ為に必要不可欠なものです。
それをないがしろにし、「生きる為の」バランスを崩すという事は、その「生きる」から相反する事になるのです。
そうなれば、「生」の真逆である「死」があなたに迫ってくるなど、最早今更言うまでもないでしょう。
まとめ
「睡眠」はヒトの三大欲求の一つです。体がその欲求に従おうとするのは決して間違っておりませんが、その眠気の背景に何があるのかを見極めた方が良いでしょう。
何故ならその眠気が「正しい」欲求であるかを知る事が出来るからです。
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