「ガスの元栓閉めたかな?」・・・それは強迫性障害の始まりです

「ガスの元栓閉めたかな?」・・・それは強迫性障害の始まりです

普段、何気ない事をいつまでも気にしたり、確認したものをやっぱり心配で何度も確認したりする記憶はありませんか?それは強迫性障害の始まりです。

 

自分では意識しなくても、ふと何かが気になる、不安になる、わざわざ不安になる事を探す・・・このように様々な症状があります。

 

今回は、そんな症状に身に覚えのある方へ、強迫性障害について述べます。

 

強迫性障害とは?

 

例えばこんな症状が・・・

 

「手が汚いから洗おう」→「まだ汚いもっと洗おう」

 

「ガスの元栓良し!」→「元栓閉めたかな?もう一回確認しよう」

 

「帰ってきたけど道で人をはねたかも」→「心配だからさっきの道を見に行こう」

 

「もしかして自分は病気かも・・・」→「異常無かったけど医者が嘘をついてる」

 

「偶数は割り切れるから嫌い」→「オーディオのボリュームは5か7にしよう」

 

「これは大事なものかな・・・?」→「よし!あれもこれも全部保管しよう」

 

「本棚を整理しよう」→「低い本の順に並べなきゃ!」

 

「子供が生まれた!」→「いつか重い病気になるんじゃ・・・」

 

・・・これらの行いや発言に身に覚えはありませんか?強迫性障害は足下までやってきています。

 

強迫性障害の概要とは?

 

不安感等の負の観念及び、それを打ち消したい言動等の行為により成り立つ疾患です。多くは自覚症状があり、自分のその行為が異常である事を理解しています。

 

予め自分の中で定まったルールがあり、そこから逸脱したりそのルール通りに事を進める事が出来ない場合、精神的苦痛を伴うのです。

 

状況や環境で自分のルールにどうしても従えない場合、過剰にストレスとなり何ヶ月・・・いえ、下手をすれば年単位で精神的苦痛を患う事になり、自傷行為やその他の障害にまで発展する事もあります。

 

一言で済ませると「気にし過ぎ」であり、これが該当する方が強迫性障害である可能性が高い、若しくは既に強迫性障害かもしれません。

 

強迫性障害の原因と治療について

 

原因については概ね精神的なもの、ストレスが挙げられるのですが、その他に脳の影響も強く受ける事が確認されています。

 

やはり几帳面な方、真面目な方・・・俗説でいう「A型タイプ」に罹患者(りかんしゃ)が多く見られます。ちなみに、人口に占める割合としては1-2%ほどと言われています。

 

治療については精神療法と投薬になります。精神療法はストレス解消もそうなのですが、不安を打ち消したい言動を回避させるという手法も取られます。

 

投薬については基本抗うつ剤になります。抗うつ剤は強迫観念にダイレクトに作用し、その気持ちを抑える効果があり積極的に使用されています。

 

基本、有効性の為に精神療法と投薬は併用される傾向にある模様です。

 

強迫性障害のまとめ

 

強迫性障害の罹患者は、世界人口の2%が該当すると言われています。それだけ罹患者が多いという事は、単純に「明日は我が身」なのです。周囲から「気にし過ぎ」と言われた事はありませんか?

 

妙に不安に駆られたり、心配事が尽きなかったりする方は、「もしかして・・・」と思っても良い段階だと考え、早めに手を打っておく事が今後の不安を解消する為に必要だと言えます。


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