チック症の原因と症状、また、その治療法と予防法を解説

チック症の原因と症状、また、その治療法と予防法を解説

「あれ?癖かな?」と、子供の特異な言動を見てそう思った事はありませんか?

 

また、大人でもやたら瞬きをしていたり、首を振るしぐさをしているような人がいます。

 

それは、もしかするとそれは「チック症」かもしれません。

 

癖にしては特徴的で、妙に違和感を感じる・・・こうなるとチック症を疑い、それに対する処置を講じるべきであると考えられます。

 

そこで今回は、チック症の原因や症状、治療法や予防法について解説します。

 

チック症の原因

 

チック症の原因は主に2つあると言われています。

 

脳の異常を起因としもの、若しくは精神的な影響を起因としたものです。主に脳の異常が多く、これはまだ未発達の脳に何かしらの異常が発生した事により起こると言われています。

 

精神的な影響に関しては「精神的」であるだけに、よくチック症の子供を持つ親へ「愛情が足りない」と責め立てるケースがありますが、必ずしも精神的な・・・

 

いえ、脳の異常によるものの方が割合としては多く、それを一概に愛情が足りないと責め立てるのはお門違いのようです。

 

そのほとんどは、心の成長の一環として現れるものであり、親との関わりでチック症を発症するケースはあるにはありますが、割合としては少数です。

 

ほとんどの場合、成長と共に消失すると言われています。。

 

具体的な症状

 

言わばチック症もある意味ひとつの「癖」なのですが、髪をかきあげたり鼻の頭をこするといった癖とは違い、非常に特徴的だと言えます。

 

具体的な症状は、「顔をしかめる」「頻繁に瞬きを繰り返す」「何度も頷いたり首を動かす」といった「運動チック」。

 

もうひとつ「同じ単語を繰り返し発語する」「叫ぶ」といった「音声チック」が挙げられます。なお、咳払いや鼻をならす事もあるようです。

 

主に「自分に」対して行われる症状が多いのですが、時に他人の体に触るといった対外的な症状もあり、この場合は社会性の疑問視に繋がる為、早急な改善が求められます。

 

成長と共に消失すると前述しましたが、大人になっても改善せずに症状が継続する事もあります。

 

そして症状が進むと「トゥレット障害」に進行し、一般的なチック症の症状を複合的に呈する事になり、治療が必要となります。

 

治療と予防について

 

チック症の治療は、基本的には生活指導が中心となります。症状の根底にあるものが何か、それを特定し不安感等に囚われないようにするのが治療となります。

 

薬物投与も治療の一環です。重症患者へは向精神薬などを服用させます。その他、行動療法やカウンセリングも効果的とされています。

 

予防については、基本的に「予防法」と呼べるものはありません。

 

それらしき兆候が現れた際、その症状に対し注意をする、極度に気に掛けてしまうなど、子供の不安をさらに煽る要素を排除する事が求められます。

 

いつも子供に「やめなさい!」と注意していませんか?もしかすると、それによりいつまで経っても改善しないのかもしれません。

 

まとめ

 

子供の1割が患っていると言われています。よって、決して他人事ではなく、今からでも知識を蓄えておく事が早期対応の手筈となります。

 

なお、チック症についてさらに詳しく知りたい方はチック症情報室をご覧ください。


関連ページ

首を振る病気一覧|痙性斜頸・チック症・本態性振戦
首を振る病気一覧|痙性斜頸・チック症・本態性振戦
チック症は自分の意志で抑えられるのかを検証
チック症は自分の意志で抑えられるのかを検証

トップページ サイトマップ