生活習慣は「足」にも影響を!閉塞性動脈硬化症の概要と治療法について

生活習慣は「足」にも影響を!閉塞性動脈硬化症の概要と治療法について

「足が腐る」を想像した事がありますか?身は爛れ骨が朽ちるような悲惨な状況を思い浮かべるでしょう。

 

ですが、想像をしても実際にそんな状況に見舞われるかと問われれば、まず自分は無関係だと答えるのが普通です。

 

しかし、その悲惨な状況を現実にしてしまう疾患が身近にある事をご存じですか?

 

今回は、そんな大変な疾患である閉塞性動脈硬化症についてお伝えします。

 

閉塞性動脈硬化症とは?

 

生活習慣病のひとつである「動脈硬化」を起因として、足に血流障害を起こす疾患を言います。

 

閉塞性動脈硬化症と言えば基本足等の「下肢」を指すのですが、全身にそれを起こしているケースも稀ではありません。

 

「生活習慣病の一種」である為基本は中高年(特に男性)に多いのですが、昨今の欧米型の生活スタイルへ移行した事により、若年層でも発症する可能性は十分にあります。

 

「動脈硬化」を起因としている為、当然その他の動脈硬化を起因とする疾患を併発する可能性も非常に高く、多くは脳血管障害、糖尿病、脂質異常症、高血圧等も罹患している可能性が高いと言えます。

 

要は、生活習慣病のリスクとなる行為は、同時に閉塞性動脈硬化症のリスクも背負っていると考えて良いでしょう。

 

⇒ 生活習慣病予防についてはこちら

 

症状について

 

発症原因が動脈硬化という性質上、症状は緩やかに現れます。(ただし、同じ動脈硬化でも「血栓」となった場合はエコノミークラス症候群等のように、劇的に症状が現れます。)

 

初期症状として最も多いのが「下肢の痺れ」で、次に足に冷たさを感じ(冷感)ます。

 

この時点で閉塞性動脈硬化症を個人で特定するのは不可能であり、概ね人間ドック等で発見されるケースが多いと言えます。

 

進行した場合、痺れや冷感だけでなく「痛み」を生じるようになります。

 

「下肢の重さ」を訴える場合もあり、この時点で自分の足の明らかな異常を認識する事が出来ます。

 

ただしその多くは一過性であり、症状が引けば何事も無かったかのように行動する事が可能で、この時点の発見もなかなか難しいところがあります。

 

最終的には動作をせずとも激痛が走り、ちょっとした事で足に傷を負ってしまった際に壊死に至る可能性があります。

 

治療や改善方法

 

閉塞性動脈硬化症の多くは、何かしらの生活習慣病に罹患している事が多く、まずはそれらの治療を行う事が先決になります。

 

要は「元を絶つ」という考え方です。その後は、足の血行不良を正常に戻す為の治療が進められます。歩行、薬剤投与等がメインになるでしょう。

 

個人で行う改善方法については、一般的な生活習慣病予防を行う(禁煙や運動等)、足の血行を促進する為に温度を保っておく(冷やさないようにする)など、可能な限り足に負担を掛けないようにするのが効果的です。

 

その他、動脈硬化が進んでいるという事は「別の臓器にも」影響がある事を懸念して、医師に相談したり等の対応を行っていく事が大切です。

 

まとめ

 

この疾患の行き着くところは「足の切断」です。

 

そのようになるか、改善して元通りに歩けるようになるかは、あなたの努力と心構えでくっきりと分岐されます。


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