糖尿病患者だけのものじゃない?低血糖症の概要と改善方法について

糖尿病患者だけのものじゃない?低血糖症の概要と改善方法について

「低血糖」と聞いて、まず最初に思い浮かべる疾患は糖尿病を置いて他ありません。

 

世間での低血糖の認識は概ねその程度であり、低血糖=糖尿病だと言っても過言ではないでしょう。

 

ですが、糖尿病患者以外においても低血糖症状が現れる事をご存じですか?

 

今回は、糖尿病「ではない」方でも現れる疾患である低血糖症についてお伝えします。

 

低血糖症とは?

 

要は「血糖値が急激に下がる」疾患です。これだけを聞けば、やはり糖尿病患者の症状の一つ程度にしか考えないでしょうが、健常の方でも状況により発症します。

 

ではどのようにして血糖値が下がるのかなのですが、糖尿病患者の場合はインスリン注射等で血糖値をコントロールされている方や、食後の血糖値を抑える為の投薬を行っている方に起こります。

 

これらの投薬によりインスリンの過剰効果、若しくはブドウ糖の摂取量が抑制される為のブドウ糖不足の為に血糖値が著しく下がってしまうのです。

 

健常の方の場合、糖尿病患者のような投薬はされておらず、一見低血糖とは無縁に思われます。

 

しかし、日常において糖質を多く含む食生活を継続している場合、それに釣られるようにインスリン分泌量も増えてしまい、いざ小食で食事を終えようとしても、日常の食生活に慣れた膵臓はインスリンを「今までのように」分泌してしまう為、インスリン過剰となり低血糖に陥るのです。

 

症状について

 

結局のところ健常な方でも糖尿病患者であっても、発症する原因に差異があるだけで、低血糖となれば症状は同じとなります。

 

具体的な症状としては、注意力散漫、強い眠気、発語の困難、意識混濁、異常行動、頭痛、痙攣等の中枢神経によるものと、震え、動悸、異常な空腹、発汗等の自律神経によるものと分けられます。

 

血糖値の急激な降下は自律神経、緩やかな降下は中枢神経の症状が現れる事が多いです。

 

その他、無自覚性のものも存在し、その場合本人は低血糖症である事を自覚出来ないようです。

 

ただし、一定のラインを越えて血糖値が降下すると症状は現れてしまいます。

 

 

改善方法

 

糖尿病患者における低血糖は、その多くが薬の影響によるものですので、症状が現れた場合は医師に相談した上で、薬の分量や服用方法等を見直す必要があります。

 

当然、服薬中の自分の行動も見直さなければなりません。

 

健常の方の場合、その原因からして日常生活を改める必要があります。

 

糖質摂取の機会が多い方はそれを減らし、体質そのものを改善しなければ低血糖症も改善には至りません。

 

運動を行い、糖質の代謝を上昇させるのも良いでしょう。

 

健常の方の低血糖症の改善は、言わば「糖質制限」の要素が強いので、なかなかそれをやめられない方は運動により自分の体を改革していくのです。

 

まとめ

 

これは糖尿病ではありません。

 

ですが、低血糖症を発症する事はインスリン分泌の異常であり、明らかに糖尿病に近づいているという現実を理解しましょう。

 

糖尿病は、「罹患してから」では遅いのです。


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