現代病の腱鞘炎とうまく付き合う
人々の生活は変わりました。
徒歩から電車や自動車。仕事も肉体労働からデスクワークが増えていくものです。そうした生活の変化と共にでてくる現代病というものはあるでしょう。
そのうちのひとつが腱鞘炎。OA作業や勉強、スポーツ。手首を酷使することは意外にも増えているといえます。
病気としても認定されているくらいですから深刻なもの。健康被害としても十分で治療が必要でありながら手のうちようのないものだったりします。
一般に腱鞘炎はスポーツヘルニアやばね指などとも言われていて、部位によって違いが出たりします。作業内容によって指や手首など疲労してくる部分にも個人差があるでしょう。
30代以上の男性にとってはデスクワークが増えてくることから多くかかりやすい病気です。
一般的には腱鞘炎というものも認知度が低いので関節の痛み、疲労感などの症状がでやすいでしょう。
年をとってくると体に異常がでやすいものです。その中でも手先を使うことが増えてしまうというものは避けられないもの。
パソコン作業が増えてくる働き盛りの年代からすると毎日の痛みや目の疲労感。そしてジンジンと鈍痛の重苦しさ・・・。
医学的にも民間療法としても明確な対処法がないともいわれます。基本的には疲れがちな部位を休ませることです。
それも腱鞘炎の対策のひとつですがもっとよい方法があります。
腱鞘炎の苦しさを解消する努力
体の具合の悪さ。それは大抵は体全体の健康度を高めていくとよくなるもの。
例えば運動やジムでのワーク。温泉やサウナでの血行促進。基本的に体の血の巡りをよくして代謝も高めていくと細かいからだの具合は改善に向かうもの。
男性でしたら他にも体にいい刺激となるものがおすすめです。
電動マッサージのような振動がでるものを部位に当ててみるとこれが気持ちがよく、もちろん疲労をとるという意味でもマッサージ効果が高いためによいでしょう。
運動が体にいいことでも知られていますが、中年男性にありがちなテニスやゴルフは手首への負担が大きいものです。テニスでの腱鞘炎はざらにあることですからね。
女性でしたらやはり家事や仕事での手先の疲労感も大変なものです。その疲れもとりづらいもので気軽に外にでられない事情もあるでしょう。
根本的に解決に向かわせていきたいなら疲労を軽減するような努力です。
デスクワークする時間をなるべく減らすこと。無駄に携帯電話を操作している時間も疲労につながります。今やパソコンや携帯電話は生活の一部となってしまっていますから少し切り離したらいいのです。
思い切って外出してドライブや旅行、外食するなどもっと別なことをしてみるとそれが体の健康にもよい影響がでてくるでしょう。気分転換してみるという精神的健康も保つと体にも好影響が出てきてよくなっていくものです。
静的な健康法というのもあるでしょうが、動的な方法もあるでしょう。それぞれ趣味やまったく違ったことにチャレンジしてみることも何か不思議な力が働いて疲れや痛みがとんでいくこともあるのです。
腱鞘炎というのはもはやこれから誰でもなる病気といえます。
毎日疲れる体にとって必要なことは、体のいたわりですが休むだけでなくもっとアクティブに良い刺激を与えることでも健康促進へとつながっていくのです。
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