人類史上最大の「痛み」?群発頭痛の恐怖について

人類史上最大の「痛み」?群発頭痛の恐怖について

突然の頭痛、大抵の方は経験がある事でしょう。片頭痛、緊張型頭痛など、「頭が痛い」という症状は一般的なものです。

 

ですが、この「頭が痛い」では済まされない頭痛を経験した事はありませんか?過去経験した事のない、過酷な痛み・・・それは群発頭痛かもしれません。

 

今回は、そんな桁外れの痛みを伴うこの病気についてお伝えします。

 

群発頭痛の概要

 

頭痛の一種で、頭痛という名称が付いてはいますが主に目の裏側(眼窩部)に症状が現れます。

 

初めて症状が現れて以降、定期的に症状を繰り返すのが「群発」の名の由来で、その日に幾度と無く発作が現れる事もあります。

 

世界三大激痛の一つと呼ばれていますが、その三大激痛の中で最も痛みが強いと言われる程の痛みを呈します。

 

別名「自殺頭痛」とも呼ばれており、群発頭痛を患った方の多くは自殺を考える程に悩み、そしてそれを実行するケースも少なくはないようです。

 

銃社会であるアメリカではこの発作が起きた際、あまりの苛烈な痛みの為に衝動的に銃の引き金を自ら引いてしまう現象が多発しています。

 

特に男性に多く、働き盛りの年代が罹患するようです。高齢化と共に症状が消失する傾向があります。

 

症状や原因について

 

片側の目の裏や頭部に、「激しい」という規模ではない桁違いの痛みが現れます。罹患者は「目をえぐられた感じ」と表現する事が多く、その激痛が伺えるでしょう。

 

一度発作が起きた以降、1日に数度の発作が一ヶ月以上継続します。そして、その一度の発作は30分〜数時間とされていますが、個人差があり一概に○○分(時間)とは言い切れません。

 

その他の症状として、血涙や涙、目の充血、瞳孔の縮小が認められます。いずれにせよ、特筆すべきはその「痛み」であり、群発頭痛の名が世界中に知れ渡った要因となっています。

 

そしてこの病気、解明されていない部分が多く、唯一「頭部血管の拡張」が関係しているとだけ分かっています。

 

血管拡張により炎症を引き起こし、それが痛みの元となっているのではないかと言われています。

 

なお、アルコールやタバコが発症のリスクとなる事が分かっており、これらの付き合い方を改めて見直す必要があります。

 

治療や予防方法

 

これだけ怖い症状を呈し、且つ解明されていないという事実が輪をかけて恐怖を煽りますが、現状は薬物治療や酸素吸入で発作のほとんどは抑えられるようです。

 

さらに、群発頭痛の特徴の一つである「概ね決まった時期や時間に発作が現れる」という状況を利用して、その時間前に薬物を内服する事で発作を予防する方法も採られています。

 

予防に関しては、群発頭痛の危険因子となるアルコールとタバコを控える事です。

 

ただし、発作が起こる時期を避ければお酒を飲んだりタバコを吸ったりしても発作は起きない事実が知られていますので、いきなり「禁酒!」「禁煙!」とストレスを溜めるような目標を掲げず、少しずつこれらから離れるくらいに考えましょう。

 

まとめ

 

全ての病気の中で、最もヒトに苦痛を与える群発頭痛の恐怖は既に周知の事実です。

 

もし自分がそうなったら・・・?最早ここでは何も言う事はありません。何故ならその痛みから逃れたいが為に、文字通り「何でもする」からです。

 

群発頭痛は、それだけの痛みを与えてくるのです。

 

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