その物忘れ大丈夫ですか?認知症と加齢による物忘れの違い

その物忘れ大丈夫ですか?認知症と加齢による物忘れの違い

何時の世代も、「最近物忘れが激しいな」と考え込んでしまう年齢層は存在します。

 

大抵その時点で頭を過ぎるのが「認知症」という言葉・・・

 

それは身が竦む思いに駆られる事でしょう。

 

多くは年齢を重ね忘れっぽくなっている事を気にして、最終的に認知症に至ってしまうと考える方も一定数居るのですが、この考えは前提から間違っている事を多くの方は知りません。

 

実は、認知症と加齢による物忘れには決定的な違いがあるのです。

 

認知症と加齢による物忘れの違いを知り、前者の可能性があるなら医療機関への早期受診が必要、後者の可能性があるなら無用の心配事を減らすという意味で役立てましょう。

 

⇒ 認知症ってどんな病気?その症状や予防方法について解説!

 

決定的な「自覚」の違い

 

「自覚」という要素は、認知症であるか否かの精度の高い確認事項となります。一言で言えば、認知症は物忘れの自覚が無く、物忘れはそれの自覚があるという事になります。

 

もっと分かりやすく言うと、ただの物忘れの場合は「“物忘れをした”という事実を自覚し、何を物忘れしたか思い出せる」のです。

 

認知症にはこれがなく、何を物忘れしたのか、そもそも自分が物忘れをしたのかすら理解していない事がほとんどとなります。

 

決定的な「理解」の違い

 

失礼な言い回しですが、認知症の方と会話をした事がある方なら概ね分かると思います。

 

話しかけてみて、自分の言っている事をまるで理解していないのではないか、と疑問に思った経験があるのではないですか?

 

実はこの「理解」という要素、認知症の方とファーストコンタクトであるにも関わらず、相手が認知症か否かを判別出来る程明確に現れるのです。

 

会話は非常に理解力を必要とします。それが欠如してしまう認知症は、会話において明らかな違和感が現れてしまうのです。

 

逆に、ただの物忘れの激しい方と会話する場合、健常人と一切変わりない会話が繰り広げられます。

 

決定的な「程度」の違い

 

認知症、加齢による物忘れ・・・どちらも「物忘れ」という点では似通った症状を示します。しかし、これが、年月が過ぎるにつれ致命的な差が生まれるのです。

 

まず認知症ですが、この場合の物忘れというのは基本年月が過ぎるにつれ「悪化」します。

 

体験そのものを消失してしまうのが認知症ですが、その喪失は徐々に増加していく事になり最終的に日常生活すら困難となるのです。

 

逆に加齢による物忘れは、体験そのものを喪失する訳でなく脳の引き出しにはしっかりと収納されています。

 

それが加齢により上手く引き出せなくなっているだけですので、「喪失しない」という点で悪化はありません。

 

決定的な「支障」の違い

 

上で説明したように、認知症はその病状の特性により、日常生活に支障を来たします。

 

自覚も無く、体験も消失し、理解力も低下し、物忘れは年々増えていきます。これにより、人としての生活すら成し得なくなってしまうのです。

 

加齢による物忘れに関しては、要するに本当の意味で一時的なただの「物忘れ」であり、その自覚があり、体験も消失せず、理解力の低下も見られない・・・

 

となればただの健常人でしかなく、支障を来たす事はありません。

 

まとめ

 

以上、認知症と加齢により物忘れを比較しましたが、その決定的な差が理解出来たと思います。

 

同時に、自分がどちらに該当するかでその後の人生は大きく変わってしまい、願わくばただの物忘れであってほしいと思う事でしょう。

 

しかし、認知症であってもあなた自身が今この文章を見て、理解して、焦りを覚えるのであればまだ改善の余地有りです。速やかに掛かりつけの医師に相談し、対策を考えましょう。


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